暑い時期は熱中症に注意
暑い時期に注意したいのが熱中症です。マスクを着用するとどうしても息苦しさを感じてしまい、熱中症になるリスクが上がります。どのような点に注意すればいいのか紹介していきます。
熱中症リスクが上がる時期
マスクを着用することで体内の熱がこもりやすくなります。加えて、のどの渇きを感じにくくなるため、知らず知らずのうちに脱水状態になり、熱中症になるおそれがあります。7月~8月の暑い時期も注意が必要ですが、急に気温が上がる5月~6月も危険です。身体が暑さに慣れていないため、熱中症になりやすいです。
こまめな水分補給
熱中症を防ぐためにはこまめな水分補給が必要です。看護師は常に忙しい仕事なので忘れてしまいがちですが、意識して水分を摂ってください。一気に水分を摂るのではなく、一口ずつこまめに摂ることが大切です。飲み物は水や麦茶、ノンカフェイン飲料がおすすめです。コーヒーや紅茶、緑茶などはカフェインが含まれているので避けてください。カフェインは利尿作用があるため、水分が排出されやすくなります。
服装も大切
また、体内の熱をできるだけ放出するために、風邪通しのいい服装を心がけましょう。制服を変えることはできないので、中に着る肌着を変えてください。機能性肌着や通気性のいい肌着を購入しましょう。
規則正しい生活
時間がないからといって朝食を抜いたり、インスタント食品で済ませたりしないでください。体力が落ちる原因となり、熱中症を発症しやすくなります。また、食事からも水分が摂れるので、バランスのいい食事を心がけましょう。3食しっかり食べて、体力をつけてください。お酒の飲みすぎにも注意です。
睡眠不足や身体の疲れも熱中症になるリスクを上げる要因となるため、十分な睡眠を取るようにしてください。夜勤のない日は夜更かしせず、早めに寝るようにしましょう。また、定期的に軽い運動をして身体をリフレッシュしてください。運動不足になると汗をかく機能が低下します。汗を上手くかけないと、体内の熱を発散できなくなります。激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなどで十分です。
涼しく過ごせる環境作り
職場環境も大切です。クーラーを活用して、快適な温度・湿度を維持しましょう。もし今の職場が暑すぎると感じるのであれば、スタッフ間で熱中症対策のミーティングをするなどして、職場環境を整えてください。その他だと、涼感効果のあるスプレーや汗拭きシートもおすすめです。直接的な熱中症対策ではありませんが、快適に過ごせます。
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