マスク依存にならないために

コンプレックスがもたらすマスク依存

マスクをする機会の多い看護師に注意していただきたいのがここで紹介する「マスク依存」です。感染症予防などの目的ではなく、心の不安からマスクを手放せなくなる状態を指します。

コンプレックスがもたらすマスク依存

伊達マスクをする人が増えている

最近、顔のコンプレックスを理由に「伊達マスク」をする人が増えています。ある調査では、20代女性の約半数が伊達マスクをしているというデータもあるほどです。伊達マスクを日常的にすることで、マスクなしの生活が送れなくなるまで依存する可能性があります。マスク依存は社会との壁を作るきっかけになり、最悪の場合引きこもりに陥ってしまいます。
看護師は仕事の性質上マスクの着用が求められます。そのため、知らず知らずのうちにマスク依存に陥る可能性があります。

伊達マスクをする人が増えている

マスク着用が「逃げ」になっている可能性

自分のコンプレックスを隠して業務に集中できるメリットはあるものの、それでは根本的な問題解決になりません。伊達マスクをする人に行ったアンケート調査においても、伊達マスクをする理由として「人目が気になる」「すっぴんが気になる」「顔のコンプレックスを隠したい」「表情を隠したい」「緊張を隠したい」「口臭が気になる」といった、ネガティブなものが多く挙げられました。

マスク着用が「逃げ」になっている可能性

デメリットを理解する

コンプレックスを隠し、コミュニケーションを取る際の「お守り」になるマスクですが、当然デメリットもあります。例えば、感染リスクの少ない場所で子どもの看護を行う場合、マスクを着用することで子どもが怖がってしまう可能性があります。それは結果として、看護の質を下げることにつながります。
また、同僚とのコミュニケーションにおいてもマスクの有無は重要です。看護師の仕事は円滑なコミュニケーションがカギとなります。コンプレックスを隠すためだけにマスクを着用し、自分の感情を上手く伝えられなければ当然のことながら関係性は悪くなります。

デメリットを理解する

徐々に外す機会を増やす

マスク依存から抜け出すためには、「マスクをしなくても大丈夫」という自信を付けなければなりません。マスクが必要のない場面では外す勇気も必要です。マスクを外して相手との交流を深める機会を増やすことで自信を高めてください。
マスク着用は悪いことではありません。むしろ、人々の健康を守る医療現場においては必要不可欠です。業務をする上でマスクをした方が気が楽な場面もあるでしょう。しかし、マスクを外すことで看護の質が上がる可能性も考慮し、バランスを保ちながら業務に取り組んでください。

徐々に外す機会を増やす

よく読まれている記事

  • 「マスク美人」を目指すなら

    「マスク美人」を目指すなら

    マスク美人になれるメイク術を紹介します。仕事中、常にマスクをしている看護師は必見です。目元だけで華やかさを演出するため、通常のメイクとは少し違ったアプローチが求められます。

    続きはコチラ
  • 不織布マスクによる肌荒れと乾燥

    不織布マスクによる肌荒れと乾燥

    マスクと肌の摩擦により、肌が傷つき肌荒れを起こしやすくなります。マスクが原因による肌荒れに悩んでいる看護師は多いようです。肌荒れと乾燥の原因を知り、上手に対策していきましょう。

    続きはコチラ
  • 着用時のコミュニケーション

    着用時のコミュニケーション

    マスクを着用することで表情の大半が見えなくなり、非言語コミュニケーションに含まれる多くの要素が遮断されます。そのため、マスク着用時には声のトーンや目元の表情が重要となります。

    続きはコチラ

マスク美人に

About me

マスクに関するお悩みや解決方法、おすすめのメイク術を紹介するサイトです。特に、マスクを着用する機会の多い看護師は必見です。当サイトへのご意見・ご感想は、【こちらのメールフォーム】からお願いいたします。