気になる口周りのニキビ
口周りのニキビに悩んでいる看護師に役立つ情報を紹介します。マスク着用による肌へのダメージだけではく、看護師特有の不規則な生活リズムなども関係しています。
マスクはニキビになりやすい
マスクのルールは病院によって違いますが、多くの職場では処置の際にマスクの着用が義務付けられています。診療科によっては勤務中常に着用しなければならないケースもあります。感染症予防において効果を発揮する一方で、肌には大きな負担を与えます。マスクに使用される不織布は摩擦が起きやすいので、肌のバリア機能を低下させるおそれがあります。また、マスク内の水蒸気がニキビの原因となる細菌を繁殖させます。
どのマスクを選ぶべきか
刺激の少ないマスクを選ぶようにしてください。同じ不織布のマスクでもいくつか種類があります。肌触りを重視した、なめらかなタイプを探しましょう。「敏感肌用」と明記されているマスクは肌への刺激が少ないです。余計な摩擦が発生しないように、サイズにも注意してください。また、マスクを外す時間を意図的に作ってください。マスクをしなくてもいい場面ではなるべく外して肌への負担を減らし、換気をしましょう。
普段の生活から注意すべきこと
ニキビの原因はマスクだけではありません。ニキビ予防には「質のいい睡眠」が必要です。睡眠不足はホルモンバランスを崩す原因となり、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。さらに、新陳代謝が不十分となり肌のうるおいが失われます。質のいい睡眠とは、短い睡眠ではなく長く深い睡眠です。夜勤があるので規則正しい生活リズムを維持するのは難しいですが、例えば夜勤の際の仮眠は短めにして、夜勤明けにしっかり寝るといった工夫が必要です。また、ストレス対策も必要です。趣味や運動で上手にストレスを発散してください。リラックス効果のあるアロマもおすすめです。
食事内容にも気を遣ってください。脂肪や糖質を摂り過ぎないようにして、ビタミンやミネラルを多く摂取してください。自炊する時間がないのであれば、サプリメントを使って補いましょう。また、食物繊維を多く含む食品にもニキビ予防の効果があります。
保湿とスキンケア
保湿とスキンケアを徹底しましょう。保湿をすることで余計な皮脂の分泌を抑えられ、肌のバリア機能を維持できます。マスクがあたる部分の肌は摩擦によってダメージを負っているので、洗顔やクレンジングは刺激の少ない製品を選びましょう。なによりも、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。
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